こんにちは。あたらすファミリー代表の下田です。
あたらすファミリーでは、宮古島に暮らす「あんな(=お母さん)」が宿泊先まで地元の家庭料理・郷土料理を作りにいく出張料理サービス「あんなゴハン」を提供しています。
8月は夏休み期間ということもあり、あんなゴハンの依頼を多くいただきました。ありがとうございました。
小さなお子さんがいらっしゃったり、高齢のご両親がいらっしゃる場合などの旅行は、移動や、食事場所に気をつかいますよね。
一棟貸のヴィラなどにお泊まりのお客さんのもとに、あんなが伺い地元の家庭料理を振る舞うことで、お客様にはゆっくりとした時間を過ごしていただいています。
高齢のご両親と一緒の旅行で、宿泊先でゴハンを作ってもらってゆっくりできてよかったとお声もいただきました。お子様連れの方からは、海遊びから帰ってきて、移動することなく宿泊先でゴハンが食べることができたので、時間も有効活用できて、お土産選びなどもゆっくりできた、と嬉しいお声もいただいてます。また、地元のあんなたちと喋ることも、あまりできない体験かと思います。
実は、あんなゴハンの買出しは私の母が行っています。買い物のことで、電話がかかってきますので、その時は私は宮古島の言葉(みゃーくふつ)になります笑
年を重ねていく中で、体力的にも、たくさんの仕事や決まった時間を仕事に費やすことはできないにしても、普段作っている料理を時々作りに行ってもらうことで、あんなたちが無理なく働ける環境を作れるのでは、という想いで始めました。ゆるゆるとでも、働き続けることで、介護予防にも繋がるのでは、という思いもありました。「母の仕事を作りたい」という想いから初めたことですが、現在では、「あんな」たちの登録数も増え、旅行にこられている方もリピートのお客様が増えてきて、最近も2年前、半年前に利用いただいた方がリピートしてくださいました。本当に嬉しいですね。
母は現在買い物をサポートしてくれてますが、母の仕事を作るということは叶えられているのかなと思います。
私は、母の手料理を食べると、『宮古に帰ってきた~』とほっこりするのですが、あんなゴハンをご利用してくださる方たちが、そんなほっこりした気持ちを体験してくださると嬉しいな、と思っています。